加島屋の心Kashimaya’s Mind
すべては「美味しい!」の笑顔のために
今日の食事は、明日を生きる糧となります。だからこそ私たちは、本当に美味しいものをお客様にご提供し、喜びや幸せをお届けしたいと願っています。
優れた素材が持つ真の美味しさには、人生を豊かにする力がある。そう信じて、加島屋はいつでも味や品質を最優先に、商品づくりに励んでいます。
安政2年創業。愛情と真心をこめた手づくりの味をたいせつに
加島屋の歴史は古く、創業は安政2年(1855年)。信濃川や阿賀野川で獲れる鮭や鱒などの塩干物を商う小さなお店でした。
現在の看板商品である『さけ茶漬』が誕生したのは、昭和34年(1959年)のこと。 当時、4代目社長 長作の母親は、忙しく働く息子を思い、食べやすいように焼いた鮭の中骨から身をほぐしてお昼のおかずにしていました。 その心温まる母のおもいやりを広く皆さまにお届けしたい。『さけ茶漬』は、その思いから生まれた商品です。
子を思う母親の愛情と真心。私たちはその想いを加島屋の原点とし、心のこもった手づくりの味を追い求め、素材を吟味し、手間を惜しまず丁寧な商品づくりを日々続けています。
オーガニック認定取得。最高品質のキングサーモンを目指して
美味しい『さけ茶漬』をつくるために、品質を極めた最高のキングサーモンを使いたい。その思いから、平成2年(1990年)、加島屋はカナダに養殖会社を設立しました。
キングサーモンは、とてもデリケートで養殖が難しく、最初の20年間は困難の連続でした。
採算や効率を重視すると、品質が犠牲になってしまい、健康で美味い魚は育ちません。 私たちは、何よりも品質と安全を第一に優先し、試行錯誤を重ね、平成22年(2010年)頃からようやく『さけ茶漬』の原料として納得できるキングサーモンを育てられるようになりました。
より自然に近い環境で、卵からたいせつに育てるキングサーモン。
抗生物質等は使用せず、病気にならないよう養殖密度を下げて育てる、魚本来の食事に近い自然な餌を与える事により、基準の厳しいカナダのオーガニック認証を取得しています。
一般的な養殖サーモンに比べコストは数倍ほどかかりますが、お客様に安心してお召し上がりいただけるよう、原料の品質管理を徹底しています。
本当の美味しさを届けたい。素材を吟味し手作業で加工
私たちが最も美味しいと感じられる味、それは素材本来の自然な旨味であると加島屋は考えています。
そのために素材そのものの品質をどこまでも追い求め、仕入れにおいても妥協はありません。カナダやアラスカ、北海道などの産地に直接赴き、自分たちの目で吟味を重ねてよりよい素材を確保。現地の漁師さんや協力会社の皆さんと一緒に、魚の水揚げや原料の一次加工時点から手掛けています。
調理においても、素材本来の美味しさを引き出すことをたいせつに。醤油や料理酒など、ひとつひとつこだわってつくられた調味料を厳選しています。
そして、選び抜いた素材の持ち味を最大限に活かすためには時間をかけて熟成し “手を抜かない”こと。効率ではなく味を優先し、多くを手作業で行うことにより、愛情と真心をこめた手づくりの美味しさをお届けしているのです。
毎日の食事をもっと豊かにしたい。加島屋の新たな挑戦
加島屋が手づくりの味をたいせつにしてきた背景には、食卓を豊かにしたいという願いがあります。
食事とは、単に栄養を補給するだけではなく、気を養い心を満たして、明日の活力となるべきもの。だからこそ、つくり手の愛情と真心が伝わるもの、食事が楽しみになるような美味しいものの並んだ豊かな食卓を叶えたいのです。
一方、いまの私たちのライフスタイルにおいては、忙しさもあって食事に手をかけられないことが多いものです。
そんなときに、手軽でありながら美味しいものをご提供し食卓に彩りを届けられたら…。そんな思いから誕生したのが『加島屋DELI』。袋のままあたためるだけで、上質な味わいが楽しめる本格的なお惣菜です。
もちろん、いずれも素材にこだわり時間をかけて手づくりしたもの。現代の食卓を考え幅広い方々に活用していただけるよう、洋のラインナップを揃えた加島屋の新たな挑戦です。
食べる楽しみを通してより豊かな毎日をお届けしたい。私たちつくり手にとって、お客様の「美味しい!」という笑顔こそ、いちばんのよろこびです。
そのために、加島屋はこれからも愛情と真心を忘れず、「正直 親切 感謝」の社是のもと、真の美味しさを追求し、みなさまのもとにお届けしてまいります。